ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

最弱の弟・その2

ブラジルで私に弟ができたことについては、ずいぶん前に書いた。 https://joe.hatenadiary.com/entry/2016/03/07/133414 その弟とは会ったり会わなかったりという波もあるが、まあ所詮あいつはうっかり私の弟になってしまったようなおっとり坊やであるので、…

ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況3

前回に話したモニーズィがこの家から完全撤退してしまった時期とちょっと時期は前後する話だ。 今回は同居人のアリソンに起こった辛い話になる。 このコロナ禍において同居人のペドロもモニーズィも実家に帰ってしまっていたので、その間しばらくアリソンと…

ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況2

同居人であるモニーズィのお父さんがコロナに感染してしまった。 私とアリソンは、戸惑いながら気を遣い心配しつつ過ごしていた。 だいたい毎日夕方ごろ、モニーズィはお父さんの状態の連絡を家族から受け、一喜一憂してる。 そりゃそうだよな、と私たちは彼…

ブラジルコロナ禍の私の周りのごく私的な状況1

私のサンパウロでのシェアハウスで、まず初めに入ってきたのはアリソン君という男子だ。 大学で歴史を専攻していて、大学院の卒業間近に田舎では職が無いからと先生の職を探しにサンパウロに来たのだ。 そして、次に入ってきた女子はモニーズィという。今は…

12年ブラジルに住む私が日本の方に知って欲しい、コロナ禍におけるブラジルの状況2(2020年6月21日現在)

とうとうブラジルのコロナ感染者数が100万人を突破した。 一カ月くらい前からこんな日が来ることは覚悟ができていたので、もはや感覚は麻痺してしまい、今更驚きはあまり無い。 だって、ブラジルだもの。 さらに、ある病院の責任者の見解によると、実際の…

ブラジルに住む私が日本の方へ知っておいていただきたいブラジルコロナ対策に関する誤解

ブラジルではコロナ感染が爆発し今やとても酷いことになってしまっている。 感染による死者が2万6000人を超えてしまった(5月28日現在) ブラジルに住んでいる私を心配し、ご連絡くださった数少ない方々、どうもありがとう。 そして全然心配していな…

リオの家を引き払う

数年前から、リオの借りている家からいずれ撤退すべきであろうということはいつも頭の中にあった。 だが決して、最近のここらへんの地区が危ないからという理由だけで日和ったわけではないのは一応言っておこう。 怖気づくには遅すぎる。もともと安全とは言…

家の前で銃撃戦があった話

前回話したように、私は今リオの別宅に来ている。 ここ二年ほどリオのカーニバルには出ていないのだが、せめてチャンピオンパレードくらいは観たいということもあり、カーニバル後はしばらくリオに行く計画をしていた。 ホテルなどの手配を事前にせずとも思…

家の近所で銃を突き付けられた時の話

カーニバルも無事終わり、少しお休みをいただき、現在私はリオの別宅に来ている。 joe.hatenadiary.com ここらでも書いているように、リオの別宅は貧民街からほど近く、その中でも特に私の借りているアパートはクソ貧乏人のみが住めるある意味選ばれし者たち…

ブラジルのエステに行ってみた話

カーニバルも近い。 追い込みの練習等のせいもあって私の膝の状態は全く回復の兆しを見せず、去年の今頃とほとんど変わらず同じくらい痛い。 まずはここで膝おじさん完全終了の悲しいお知らせです。 joe.hatenadiary.com 膝、と言えば、今日ブラジルのエステ…

今日の私のブラジルと、西原理恵子さんの漫画を読んで思ったこと。

暑い。 こちとら現在ブラジル・サンパウロの真夏真(三文字全部漢字ほぼおんなじ♡)っ只中だ。 みなさまはいかがお過ごしか。 恵方巻食い過ぎて腹を壊してはいまいかな。 まあ、そんなに幸福に貪欲になりなさんなよ。 この夏は久しぶりに天気の良い日が続い…

膝通信~大谷翔平もやったというPRP再生医療の、良く効く版というAPS治療をやってみた話その後と、うまい棒

さて、皆様お待ちかね、もはや私のライフワークと化しつつある、私の膝☆通信である。 だから、ちょっとつまんないよ、言っとくけどさ。 八月の終わりに日本の地元の病院で膝の再生治療を受け、早四カ月が過ぎた。 joe.hatenadiary.com 効果がちゃんと見られ…

ブラジルのアサイーがうますぎる件

また長い間ブログ更新を怠ってしまった。 自分で勝手に上げているブログであるというのに(そんなに誰も待ってないしな)、なにぶんヒラメキ重視とうそぶいて天才ぶりたい鼻持ちならない文豪気取りなところが私にはある、と、いうご理解で、ごく少数派の皆様…

番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑨闘膝痛記Ⅹ・最先端医療への道、その後

さて、APS療法による治療は全て終了した。 さようなら、そしてありがとう。皆様には長々と私の膝に付き合ってくださり、膝ともどもとても感謝している。 有難いことに翌日からさっそく膝の痛みはビタイチなくなり、日本出発前に富士登頂、フルマラソンにチャ…

番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常⑧闘膝痛記Ⅶ最先端医療への道・APS(高濃度PRP)療法、いよいよ注射編

さて、今日APSの注射を打つと決まり、看護師さんに注射に必要な血を採ってもらう。 右手で二箇所刺されるも針が血管を捉えられず、選手交代ののち、左手に変えてやっと採血してもらうことができた。 それを遠心分離器にかけたりの用意があるというのでまた待…