ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

膝通信~大谷翔平もやったというPRP再生医療の、良く効く版というAPS治療をやってみた話その後と、うまい棒

 


さて、皆様お待ちかね、もはや私のライフワークと化しつつある、私の膝☆通信である。

だから、ちょっとつまんないよ、言っとくけどさ。

 

八月の終わりに日本の地元の病院で膝の再生治療を受け、早四カ月が過ぎた。

joe.hatenadiary.com

 

効果がちゃんと見られた暁には皆様にご報告差し上げようと思いつつこれといった決め手がみられないまま、経過を見ていた。

 

どう書くべきなのかやや逡巡したが、正直な感想を時系列に沿って述べさせていただきたい。

 

注射直後→むしろ痛くなったが、これは一時的なモノ(と、言われてたしな)。。。

一ヶ月後→はっきり言って注射前と変わんねえ。でも、あまり無理はせず、様子を見よう。

二カ月後→ん?引き続き痛い時もあるけれど、あれ?でも、前よかなんか良くなってる感じするぞ?

三カ月後→おお、まだ少し痛いことは痛いけど、でもかなり良くなって来た実感が。明らかに以前より痛みを感じる瞬間が減っていると思われる。

よし、ここらでいっちょう、仕事以外では控えていたがもっと踊りの練習をしたり、筋トレとかも負荷を上げて、も少しハードにやってみようじゃないか。

四か月後現在→あら?良くなった実感があったからイケると思ったのに…。やはり今の私には負荷が重かったのか…?忙しかったり無理をしここ一カ月、体調を崩してしまったせいもあるのかな…?また日々痛みがあり思うように動かせないことも多くなってきてしまった。

今年も例年と同様の生活を送れば、また同じ症状になる胸でドキがいっぱいだ。←今ココ。

 

さらにいろいろとそういうことに詳しい方に聞いたりしても、とにかく治療に専念し膝を治すエクササイズをやったらいい、と言われてしまうばかりだ。

以前から、とにもかくにも、膝を治してからの踊りの練習や筋トレなのだ、とは言われてもいたのだが、私なりにだが(もっといい情報を持っている方はぜひご一報いただきたい泣)もう二年以上もいろいろ手を尽くしてきた上、何十万も治療に使ったが治っていないというのに、いったいこれ以上何をしたらいいのか、、、という気持ちでそのたびにやるせなく、辛く感情的になったという名目で甘いものを腹いっぱい食べたりもしている。

 

私の膝のために働いてくれているはずの、いたいけな膝おじさんたちの気力も強大な敵の前、ついに命尽き果ててしまったのか、、、。

固唾を飲んで私の膝おじさんたちを応援してくださっていた皆さんには、ご期待に沿えることのできないままでいる自分の膝ともども、とても口惜しく不甲斐なく、非常に申し訳なく思っている。

 (ただし、再生治療についてを否定しているわけではないのであしからず。皆さん良いお医者さんだったと思うし、予め人によっては効かないかも知れないという説明も受けておったので。)

私は現在ブラジルにおるので、経過を報告し日本の主治医にどういう状況かを問うこともままならないので、これからこの治療によってまだ快方に向かう余地があるのかどうかは現段階では正直、五里霧中である。

 

去年の日本一時帰国前の静脈瘤の手術前後のトラブル、さらにその術後に内腿が痺れてしまい未だ治らないことなど、その手術の経過も良くないので、ますますブラジルの病院が信用できなくなってしまっている昨今、まだブラジルの病院には罹るつもりは今のところは、無い。

 

現在の方針としては、いろいろ聞いた時にこちらのとあるスポーツジムにおいて、膝などが悪い人の為のリハビリと膝の筋トレの間と思われる療法士のやっているセッションがあるのを見つけたので、それに通いはじめた(これがブラジルの物価からしたら超高いのよ。泣)、というもの、と、

 

昨年の日本での膝治療のくだりで出て来た看護師の友人が、あー、ごめんごめん、私の専門なのに忘れてた、と言ってすぐ連絡をくれた治療に、今後良くならない場合期待をかけるというものだ。

番外編~ブラジルに住んでない・日本人サンバダンサーの華麗な日常④闘膝痛記Ⅲ最先端医療への道・出会い編 - ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

 

 なにしろ、その治療は膝の状態を正面切って回復させるという類の治療では無いが、脳内か神経かなんかの本来人間の持つ作用において、痛みと症状を止める(感じさせなくする、過剰に感じなければそれはそれで治ったと同じような作用であるらしい(自分のなりの理解ですが))、というような、正規の総合病院で行われている怪しくない治療が存在する、という話だった。

なので、件のブラジルのジムで膝回復セッションを10回ほどやってみ、もしその効果が無ければまた今年の八月前後に日本に時帰国をすることにし、その治療を受ける方向で進めて行こうと思っている。

 

 

というわけで遺憾ながらまだこの膝シリーズを当分ひっぱらせていただくことになってしまいそうだ。

 まあ、私はよいのだが膝が、皆さんにはまことに面目なく合わす顔がねえ(江戸っ子)といっては蒼い顔で始終平謝りでおるのが、全くもって不憫で仕方がない。

 

ところで最近、日本に一時帰国なされた生徒さんたちが、立て続けて私にうまい棒を貢いで(お土産として)くださった。

家に着くなり光の速さくらいで速攻いただいた。そんでやっぱ、超、うまかった。

うまい棒はいくら日本の反対側にいようとも、やはりうまい、というこの揺るぎなき真実。

もしこの輪(うまい輪という兄弟袋菓子もあるのは余談)が今後もっともっと広がれば、私が2万本以上のうまい棒をお土産として受け取ることが出来、トータルとして再生治療分の金額とトントンにすることも、いずれできるそんな日がくるのかもしれない。

 

何十年かかるかは知らんが。

 

とにかくもう これ以上、私が一うまい棒たりとも無駄にしない事を、皆さんは祈っていてくださると有難い。

 f:id:joE:20190116133042j:plain たこなぐりらしい。

 

※お土産をくださった方にケチをつける意図は全く無く、いただいた味ももちろん超うまくて有難たかったのではあるが、ご参考まで付け加えておくと、私のうまい棒・好きな味ランキングNUMBARSファイルvol.1によると、1.めんたいこ 2.野菜サラダ 3.チーズ(その日の気分により変動)となっている。

万が一に備えて皆さん一応知っておいていただくと良いだろうと思いここに記す。

私が死んだ時には、それで葬式のでっかい花輪を作り飾って、皆さんお帰りの際には好きなだけお持ちいただくという葬儀風習をその後の新たなる日本文化として埼玉あたりを中心に確立させたい。

そしてそれを家で食した方などが、

 

確かにうまいが“野菜サラダ味”とはいったいどういう概念なのか

 

という永遠に解けない謎を私と共有していただけたなら、非常に本望に思う。