2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
リオの洪水からしばらく筆を絶ってしまっていたのは、前回体を汚水に浸したことによって伝染病にかかりすっかり体調を悪くしたため という訳でも特になく、 なんとなくのらずに放置していただけなのだが、 サンパウロに戻り日系人の友人と歩いているときに道…
このブログは始めたばかりで読者などいやしないのだが、読んでくれた友人に『写真が少なすぎる』という指摘を受けた。 そのことも考慮して今回は昨日遭遇したやや珍しい体験を写真とともにご紹介したいと思う。 雨が降り始めた。 ちょうどおなかも減っている…
ある日ヤスミンちゃんが例の彼氏を紹介すると言ってきた。 彼がバンジード(ギャング)を仕切るためにバイリ(ここでは貧民街の山の上で開催されるファンキという音楽のフェスタ)にいるので遊びに行こうと言うのだ。 joe.hatenadiary.com 今で言う黒い交際…
弟ができました。 妹が結婚して義理の、とかじゃありません。 ブラジルの、心の兄弟です。 彼はサンパウロの家の近所の日本語学校に通っていて、私の提案した語学をとっかえっこして勉強し合わないかい?という趣旨の会にひょっこり顔を出しに来たのが弟とな…
以前リオの家の近所にヤスミンちゃんというお友達が住んでおり、 いつも家に入りびたり良く遊びに連れて行ってもらっていた。 その頃の彼女はまだ若く独身で元気だったので、アッチのほうもなかなかお盛ん(昭和的表現)であった。 彼女は20代ながらも結婚…
貧乏人の住むアパートにはお金の無い、したがって、身もふたもない言い方をすれば、学も無く教育もきちんとされていない、よって常識が通じない人も多くいることとなる。 隣人夫婦の妻の家族は近所に住んでいるので情報が入ってくるのだが、男兄弟は全員犯罪…
この間はさらっと流したところだが、 サンドラさんは元娼婦だ。 彼女はそのことを隠さない。 家を借りて早い段階で自分からそのことを語ってくれた。 そして徐々に彼女からいろんな話を聞いた。 家がとてつもなく貧乏だったこと。 貧民街のその中でもさらに…
サンドラさんは私のリオのアパートの大家さんである。 あらかじめ言っておくが、このシリーズはとても長く語ることになるので飲み物等を取って来てから落ち着いて読むのがベストであろう。 歳は確か55歳くらい。(2016年現在) サンドラさんと言えば、…
ブラジルに住んでもう7年。 長期旅行として行き来を始めたのが2003年なので、早いものでブラジルとの付き合いは13年にも及ぶ。 思えば遠くへ来たものだ。場所も時間も。 普段は仕事のためサンパウロに住みときどきリオに行き、カーニバルの半年前くら…