最近ブラジル産の乾燥アガリクスと玉ねぎとコプリーノをブレンドしそれにお湯を注いだものを飲んでいる。
それはなんじゃらほい、とな。
アガリクスは日本名を姫マツタケといい、もともとはブラジル産で出始めた免疫を高めるのに良いと言われるキノコの健康食品で、日本でもわりと有名なので名前を知っている方もいらっしゃるだろう。
ブームに乗って粗悪品も出回り、一部の過剰な販売方法で日本では否定的な意見も見られるが、ブラジル製は質が良いものが多いと言われており人気も高い。
別に私はここで皆さんにブラジルの怪しいキノコをおすすめして一山当てたろ、と思っているわけではない。
私が長年サンパウロでお世話になっている日本人の方がそれを扱っていて、免疫力がとみに下がっていると感じるこのコロナ禍、私は個人的に少しお分けいただき最近飲んでいるのだ。
アガリクスなどのキノコの製造販売をブラジルで最初に始め日本に輸出して三十五年以上、最近女性に全然モテなくなった(本人談)我らがブラジルのキノコパパと呼ばれるその界隈の有名人であるその方は、むしろ大々的に宣伝されるのを嫌っている。
たいして読者のいない私のブログに書くくらいなら、とOKしてくれたくらいなのだ。
キノコパパと言っても“パパ活“的な、いわゆる『お手当て』を貰っている訳ではない。
今後もし貰うとしてもキノコかどんぐりで貰うつもりなので、みなさん安心？して読み進めて欲しい。
ご興味のある方もいると思うので、こっそりここに情報を書くが、そういうわけで特にこの情報を拡散する必要はない。(私のブログは拡散して欲しいが）
私は鶴の次くらい義理堅いので、ブログに書いて宣伝して少しでもお世話になっている御恩返しができればと思ったのだが、別に必要ないとあっさり言われてしまった。
作っても作っても売れる、ということだし、これ以上市場を広げたくないとのこと。
特に液状のアガリクスは生産が全然間に合わず、分けて欲しいという方にも分けられない状況が続いているようで、共通の友人もよそで買うのと質が全然違うからとずっとキノコパパに頼んでいるのになかなか手に入らないとぼやいていた（なんかこう書いていると逆に怪しい“饅頭こわい“的な商法のような感じがするが、本当だ）。
アガリクスは聞いたことがあっても、コプリーノという名前は聞いたことが無い方が多いと思うので軽く説明しておこう。
コプリーノは成長が早く一晩で消えてしまうため日本語ではヒトヨタケといい、巷では幻のキノコと呼ばれているものだ。
なんと！、そのコプリーノにはエルゴチオネインがたくさん含まれているのだ。
コプリーノだって知らないのにエルゴチオネインって言われても知らねーよ、なんと！、じゃねーよ。
とおツッコミの方、よくわかります。
私もトラネキサム酸以上の長い物質名はもう覚えないと固く心に決めている。
すごく雑にわかりやすく説明すれば、コプリーノにたっぷり含まれているそれによって皮膚の抗老化、美白、美肌などの女性には嬉しい(男性にも)効果があるという。
そういえば私もついこの間かなり年下の女子に「肌が綺麗ですね。」と言われた。
私のことを魔女くらい年上と思っているか、私の内面から湧き出る輝きが彼女に憧れを持たせてしまったための発言かもしれず(べつに憧れているとは言っていない)まだ効果のほどはそこまでわからないが、いつかバカ殿くらい白くなった暁には皆さんにその効果を顔出しで報告させていただければと思う。
以前日本で中国製の粗悪品があほほどの高値で売られたことがあり(４０万円/キロ)当然だが高すぎて売れず撤収したらしい。
ここでは３万５千円/キロほどだ。(アガリクスも同じくらい)
それを日本に送るとなるとだいたい１．７倍の値段になるとのこと。
乾燥コプリーノ。１パック２００ｇ～２５０ｇが一般的だそう。
乾燥玉ねぎについては、なんだよ、玉ねぎってそんなのどこにでもあるじゃねーかよ、と思われるかもしれないが、独自の製法で１０日間天日干しすることによって栄養が爆上がりになり、よく言われている血液サラサラ効果やコレステロールの低下に加え関節痛、動脈硬化、むくみや冷え、体脂肪の低減、骨粗しょう症などにも効果があるらしい。
全部とても身体に良いとのことで、現在それらを３種類混ぜて飲んでいるのだ。(今も飲みながら書いている）
飲みかた(自己流)
それぞれ単体でもいいが、ブレンドの場合は
１．だいたい一つまみずつ(単体でも普通サイズのマグカップに一つまみ)
２．大きいものはパキッと割って手でちいさくする(その方が出がいい）
３．アツアツのお湯を注ぐ(私はでっかいマグカップを使用)
４．ちょと蒸らす(３～５分程度)
さらに私は２杯目も出がらしにちょっとだけアガリクスを加えてまたお湯を注いで飲んでいる(貧乏性)
味は飲みやすく薄くキノコの出汁が出ている感じでクセもない。
玉ねぎを入れると風味が出てもっと飲みやすくなるというのが個人的な感想だが、単体それぞれでも全然おいしくいただける。
出がらしのキノコはもし君が望むならそのまま食べても大丈夫だ。
食感もしゃきしゃきしているので私が料理研究家であったならこれを再利用しておいしいキノコ料理を一品作れそうなほどだ。（違うからしないけど）
欲しいという方がいたらブラジルで売ってるお店はこちらだ。
宣伝はいらないと言われたがここまで書いておいて何の情報も無いのもどうかと思うのでキノコパパから聞き出した。
住所：Rua Galvão Bueno 33, sala 31
本当にこれ以上広める気がないようで、この東洋人街の小さな健康食品店１店でしか取り扱ってないしその代理店にもHPは特にない。
これらの商品を同じ品質で扱っているのならば違うお店で買うのでも全然いいと思うのだが、私は他のお店のことはよくわからないので、質の良いものが欲しいと探している方はこのお店に行ってみたらよいのではないかと思う。
あ、でも、キノコパパには内緒でこっそり、ね。
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