ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

ブラジルに13年住む私がおすすめするブラジルのどこでも買えるばら撒き土産ーお菓子編②ー

さて、今回は第二弾、街のお菓子屋さん編である。

第一弾はこちら

joe.hatenadiary.com

 

街のお菓子屋さんはこんな感じだ。

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外観はみな似通っているので前を通ればすぐわかる。どこも入口が解放されていることが多く気軽に入りやすい。

ものによってはバラ売りも行っていたりするので、日本の駄菓子屋さんのような感覚でちょっとずついろんな種類が買えるのもスーパーなどには無い魅力だ。

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話は逸れるが、年末にメトロの通路の小さいお菓子屋さんでちまちまとバラ菓子を買って普通にレジに並んでいた彼を通りすがりに見つけた。

目が釘付けになり立ち止まって会計が終わるのを待ち、写真をねだって撮ってもらった。

そして年始に今年は寅年だったことを思い出したので急遽とても雑な年賀状を作ってみたのがこれだ。

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よく見ると彼は手に小さい袋を持っている。そう、中身は今買ったばかりのお菓子だ。

この姿のままお菓子を買いに並んでいたのがなぜか。

そんなにも甘味を欲していたのか。

もしやこれは彼の普段着なのか?

街中に突如として現れた甘党タイガーになぜ周りのブラジル人たちはざわつかずに素通りできるのか。

そもそも彼のアゴはなぜこんなに発達しているのか。

いろいろと疑問が湧いてきて止まらない。

だが彼を対応したレジのお姉さんも何の反応も示さず淡々と対応していた。

 

話を戻そう。

このようなお菓子屋さんは虎も来るくらいなのでとてもポピュラーで、気を付けて見てみると街のあちこちにあることに気づくだろう。

どこにあるかわからない場合はloja de doces(お菓子屋さん)で検索すると最寄りのお店が容易に見つかる。

 

では、本題である街のお菓子屋さんおすすめ菓子を紹介しよう。

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上はスイカキャンディ、下はアサイーwithバナナキャンディー。

下のアサイキャンディから紹介すると、アサイとは言わずと知れた日本で数年前に一気にメジャーに躍り出た感のあるブラジル発驚異のスーパーフルーツだ。

それにこの飴ちゃんにはバナナのフレーバーがミックスしてある。

アサイの本場といえど実はブラジルでアサイ味のお菓子は一般的でないので、これはちょいカジュアルとしてもレアでブラジル土産としてわかりやすいその点でとても優れているのではないかと思う。

しかもこれはスーパーでは売っているのは見たことが無い。

お菓子屋さんなら箱買いもできるのでばら撒き土産にぴったりだ。おすすめ度☆☆☆☆

 

上のスイカ味のキャンディは日本でもありそうだが、日本において加工品菓子としてのスイカ味のものはおしなべて人気が出ずにすぐ消える傾向にあるようだ。

だがブラジルでは飴ちゃんやガムさん業界ではだいたいスイカ味のものが出ている。味もくせが少なくおいしい。

なお、ホールズもスイカ味を出している。おすすめ度☆☆☆

 

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今更トライデントかよ、と言ってはいけない。

思ったことをすぐに口に出すのは人として未熟な人間のやることなので以後気をつけて生きていって欲しい。

これもスイカ味があり、まとめ買いで持って帰るにも薄く軽く傷みにくい。また、スイカ味以外でも日本には無いようないろんな種類があるので変わった味のバリエーションを探して選ぶのも楽しい。

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トライデントなんて普通にスーパーで売ってるじゃないか、という声が聞こえてきそうだが、だからおまえはちょっと黙れ。

街のお菓子屋さんだとこれも箱買いもでき、スーパーに無い種類も品数も豊富に置いてあることが多いのでそこまで考えてあえてお菓子屋さんをおすすめをしているのだ。

な。だからさっきから黙れって言ってる。

 

おすすめ度☆☆☆

 

さあ、ラストを飾るのは私の激推しのお菓子、TRENTOだ。

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私がこれをブラジル最強の駄菓子と位置付けるのは、安くておいしい、それだけだ。パッケージも内容に見合ったカジュアルさと高貴さを兼ね備えている。

ブラジル駄菓子研究家として一過言ある私からすると、このメーカーの他のお菓子も味のクオリティーが著しく高いのだ。

ロールクッキーをチョココーティングして中にそれぞれの味の柔らかチョコレートっぽいものが名刺の縦幅を1cm削って横幅を1cm伸ばしたくらいのサイズの袋に2本入っている。

好みはあるがどの味を食べてもおいしい。

それに品名の左横をよく見て欲しい。

カカオ38%と書いてある。

正直カカオ38%がミルクチョコレートの配合としてカカオ濃度が高いのか低いのかよくわからないのだが、わざわざ記載しているところからしてきっといい感じの量なのだ。

裏も取らず断言する。

それくらい私はこの会社を信じている。

他の“カカオ殺し”チョコレートを販売しているメーカーさんは皆Peccinさん(会社名)を見習ってほしい。

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この写真では4種類だけだが味のバリエーションは20種類以上と豊富だ。

三番目の黒いパッケージのものは55%のカカオを含有しているダークバージョン。

安いチョコレートでこういった展開までしているところにはなかなかお目にかかれない。

これで一個2レアル前後(店による。1レアル20円計算で40円)なんてまるで嘘みたいだ。

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スナック菓子のように小粒にしたバージョンも最近売り出した。

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もちろんマラクジャ味だってある。

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この種類の豊富さを見て欲しい(棚2列目)。

人気がなければこんなことには決してならないはずだ。

 

こんなことがあった。

こちらで日本人の甘いもの好きの生徒さんが、

甘いものが大好きなのにブラジルでは全然美味しいお菓子がない、

と嘆いていた。

もちろんおいしい輸入品はあるが毎日食べるには贅沢だ。

そこで私がはりきってこのお菓子を彼女に紹介したところ、大変気に入ってくれ常に大量に買うようになり、さらに彼女の口を伝って駐在員界隈であのお菓子が美味しいらしいと評判になった。

たくさんの日本人が買うようになり、そしてついには駐在の方御用達の日系スーパーのレジ脇に当時常に置かれるようになるまで上り詰めた。

このお菓子はかようなサクセスストーリーを持つ伝説の菓子。

私だけではなく他の人も美味しいとお墨付きのお菓子なので安心して購入して欲しい。

 

これもスーパーで売っているのを見たことが無い。しかもお菓子屋さんでは箱買いもできる。もちろんこのお菓子のおすすめ度は☆☆☆☆☆☆だ。(5ツ星制)

 

 

今回ご紹介したお菓子はもうどこかの記事で紹介されているものもあるが、定番は避けて独自の目線で切り込んだつもりだ。

少なくともあのタイプのアサイキャンディーとTRENTOはお土産としてあまり知られていないので、もし今後頻繁にこの2つがガイドブックなどで紹介されたり定番になったとしたら、これを読んでるみなさんにそれは私発信だということの証人になって欲しい。裁判するときとか。

 

ええ、なぜ私がいつも見えない敵と戦っているのかは自分でもよくわからない。

 

 

以上が私がおすすめするブラジルのばら撒き土産用のお菓子たちだ。

値段を記載してないものもあるが今日セレクトしたものはコスパ最強、すべて2レアル~4レアル前後(40円~80円)のものばかり(安!)なので、みなさん安心して大人買いしてください。

 

 

ああ、今日はみんなタダでこんなにいい情報を貰えて得したね。今日のこれはみんなへの貸しにしておくよ。お菓子だけにね!

 



 

 

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