ブラジル・日本人サンバダンサーの華麗な日常

ブラジルに住む日本人サンバダンサーの全く華麗ではない日々

ブラジル・私の身近でかわいい動物びっくり写真館♡

皆さん動物はお好きだろうか?

こんなキャッチ―でハートフルな題名でブログを書く日が来るとは思っていなかったが、今日はブラジルで私が出会った動物たちを皆さんに紹介していきたいと思う。

あくまでも私にとって身近でかわいい動物なので、身近でかわいいかどうかは私の主観になります、悪しからず。

 

①犬

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前の前の前のシェアハウスに住んでいた時に預かった犬くん。まだ子犬で可愛らしかった。

 

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道で出会ったリボンをつけオシャレしブラジル国旗をつけた犬くん。自国の国旗柄のものを身に着けているが別に犬くんの政治的思想が右寄りな訳ではない(はず)。

 

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背景を見てお分かりだと思うのだが、そう、これは飛行機の中だ。しかも国際線だった。隣り合わせた家族がしまいには放し飼いにしていて、へえー、こんなのアリなんだ?と思ってびっくりした。

 

②猫

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前の家に住んでいた時に真上の部屋の窓際でよく日向ぼっこをしていた猫くん。いつも金網越しの対面で触れ合うことはできなかったがコロナ自粛生活の癒しだった。

 

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レッスンをやっている教室でたまに放し飼いにされていた猫くん。ブラジルではそういうところやお店で普通に動物がフラフラしているのがいい。ストレッチをしているとフンフンと興味あり気に寄ってきたりしてかわいかった。

 

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サンパウロのリベルダージという東洋人街と言われている地区でわりと有名?だったいつも肩に猫を乗せたおじさん。よくも気まぐれな猫がおとなしくずっと肩に乗ってるよなあ~、と思っていたら、降りようとするとおじさんに怒られて無理やり肩に戻されるのを何度か見たという知り合いの目撃情報により、一見ほのぼのした日常の一コマにおける深い闇を伝えられた。そんなつらい目を乗り越えてきた矜持だろうか、この猫のなんとキリッとした立ち姿よ。

最近この“猫おじさん”の噂は聞かない。

 

③鳥

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鳥。そう、これは鳩だ。

鳩なんて珍しくも無いし、別に取り上げるほどでもないんじゃないか、と思われるかもしれないが、

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ここは私の今住んでいる街の巨大なスーパーマーケットの中だ。昨日スーパーに寄ったときに店内中を楽しそうにお散歩していたのだが、店員さんは見かけても誰も追い出そうともしないし、買い物中の客誰も驚かないでその横を素通りだ。

 

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しかも2羽いた。スーパーには2羽鳥がいた、では早口言葉にもなりはしない。

私が会計を終えた時に出口近くに先回りされておりその周りをしばし飛び回って、羽ばたいて外に出て行ったかと思ったらまたすぐに戻って来て店内に入りお散歩を続行していた。ちなみにいつもこのスーパー内に鳩がいるというわけではない。

 

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これはリオにメルカダォンという巨大市場的な建物があって、そこで撮った写真だ。

メルカダォンには生鮮食品、生活雑貨、おもちゃ、果てはマクンバグッズや動物まで売っていて、ここはリオで友人の勧めでブラジルの宗教的儀式マクンバに参加したときに連れてこられて生贄の鶏を買っていた店だ。

 

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写真の下段にアヒルもいるし、同じ店でウサギも売っていたので、全部が生贄用なのか、ペット用も食用もあるのかは不明だ。

 

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ちなみに、梱包の仕上がりはこんな感じである。

 

④ヤギ

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これはリオ・デ・ジャネイロに家を借りていた時、家から歩いて3分のところで撮ったものだ。いくらファベーラ(スラム)にほど近いといっても、最寄り駅から電車で20分でリオの中心街へ出られる、閑静ではないが住宅街の真ん中だ。

 

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近所のパン屋さんの前の道にフツーーーにしばしば放たれていた。いつもいるわけではないので野良では無く、近所で飼ってる誰かが気が向いた時に道に放しているようだというのが近所の聞き込み調査によるところだ。田舎町ならいずしらず、一般的な住宅街に住んでいると思っていたら当然のように道路にヤギが。はじめ見たときにはあれ?もしかしてヤギって犬だったっけか?としばし呆然としてしまった。

 

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こちらのヤギくんたちも、上記のメルカダォン内のお店で売られていたヤギくんたちだ。

へえ~、ヤギとか飼う人いるんだなあ~、と思ってすぐハッとしたのがこれもマクンバの生贄用として売られているんじゃなかろうか、ということ。

だって、大きいマクンバ見に行った時とか、必ず祭壇にヤギの生首が飾られていたんだもの。

ちょっとどんよりした気持ちになったがよその国のよその宗教のことなので私が何か思う立場にない。自分の心の平定のため、『あれは飼うため飼うため、ペット用に違いないさっ』と自分に言い聞かせてその場を去った。

 

⑤馬

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これもリオの家に住んでいた時、歩いて30秒のところで撮った光景だ。たまに家の前でパカラッパカラッ、と音がするなあと思っていて、窓から面している通りを覗くと、そこには馬に乗って駆け抜ける少年が。(この撮影は別日、そして多分別の少年と馬。)しつこく言うようだが、都心まで電車で20分の、一応住宅街の光景だ。

 

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この写真だって田舎町で撮った訳ではない。さっきから言っているリオの当時の家から歩いて15分程度の、しかも大きめの通りで撮った写真だ。

車が行きかう道中に、馬車が。ロバか。もうどっちでもいい。

 

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しまいには子供たちを乗せ、アスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるこの疾走感。

チープなスリルに身を任せても、きっと彼らは明日に怯えていない。

他の車は避けながら走ってくれていた。

 

⑥牛

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これは生きていないが、まあいいじゃないか。

あるサンバチームのシュハスコパーティーに参加したときにお兄さんたちがトラックから丸焼き器と共に運び込むのを撮った一枚。雑。スケールがでけえ。ついこの間も近所のお肉屋さんの前で同様に運ぶお兄さんたちを見かけたばかりだ。日本で一頭まるまる運び込むのを見たことが無いのでいちいち驚く。

 

⑦おまけ

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かわいい動物たちを紹介するつもりが、どうも私の話はどんどんきな臭くなっていってしまうので、一服の清涼剤として最後にこの一枚を載せておく。

中の人はメディア関係の仕事をしている30代前半女子の友人なのだが、本職でもないのにメルヘンな背景にマッチしたウサギのノリノリ感が見事に表現されていて幸せな気持ちになれる傍ら、よく見るとタトゥーで埋め尽くされている腕がその世界観をぶち壊しにしている、私のお気に入りの一枚だ。

 

 

さて、今回の『ブラジル・私の身近でかわいい動物びっくり写真館♡』はいかがだっただろうか。

予想したものとなんか違った、というクレームは一切受け付けない。

 

 

ね、だから最初に、

あくまでも私にとって身近でかわいい動物なので、身近でかわいいかどうかは主観になります、

って、言ったじゃないか。